富岡涼

ひと昔、富岡涼くん という天才子役がいた事をご存じでしょうか?
テレビドラマ「Drコトー診療所」での時任三郎演ずる原剛利の息子、原剛洋を演じた子役として印象に残ってる方も多いと思います。
2002年〜2006年という短い活動期間ではありましたが、その個性的な演技で多くの作品に主要な役で出演しておりました。
デビュー2作目のDrコトーで本格的な連続ドラマは初めてなのに、あの名演技は見るものに感動と癒しを与えてくれました。
彼にハマった方も多いんじゃないでしょうか?
富岡君の特徴と言えば、あの繊細な優しい声と、子犬のような柔らかで可愛らしい表情、少年の中にある愛らしさと男らしさを感じさせる演技。
虚ろな目と泣く演技をさせたら日本一だと思います。
特に彼は目で演技をします。中々他の子役さんには出来ない芸当ではないでしょうか。
残念ながら2006年のDrコトー診療所を最後に学業優先の為に一時休業、そのまま引退されてしまったようです。
富岡涼君ほどの子役さんが引退してしまうのは少し勿体ない感じはします。きっといい俳優さんに成られていたでしょう。
いつの日か、また彼の演技が見られることを祈って。

この世代、とても演技の上手い子役たちが沢山いました。
神木隆之介君、須賀健太君、泉澤祐希君、秦透哉君、川口翔平君、その他にも1990年〜1994年生まれの子役は逸材が多かった、まさに黄金世代。
その中でも、富岡君はTOP3に入るほどの名子役でした。
私の中では、富岡涼君、神木龍之介君、須賀健太君、この3人が演技力、露出度、知名度で当時のTOP3だったように思えます。


私が富岡君の好きな所は、作品によってまったく違う印象を与えてくれるという部分でしょうか。メリハリのある演技と、特に表情はシーンによって多様に変化しています。
同じ作品でも、顔の雰囲気が変わって見える事もあります。
あと、とにかく癒されます。あの表情で出迎えてくれたら、疲れも一気に吹き飛びそうです。
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